LSDは脂肪の燃焼がもっとも効率良いです。 LSDはスピードのあるランニングやウォーキングよりも脂肪が効率的にエネルギとして利用されます。 ダイエット目的のランニング初心者は、ぜひ「LSD」から始めてましょう。
LSDとは?
LSDとはLong Slow Distance(ロング スロー ディスタンス)の頭文字をとった言葉です。 直訳すると、「Long=長く」、「Slow=ゆっくり」、「Distance=距離」になり、「長い距離をゆっくり走る」というランニング方法です。 特徴としては、軽い負荷を長く身体に掛かることで、有酸素運動能力が高まります。
なぜランニング初心者はLSDから始めた方が良いの?
初心者はランニングが続かなく、やめてしまう方が多いです。 その理由は、単純に自分に合ったランニングをしていないため、疲労が溜まるからです。 LSDは、とにかくゆっくり走り、ランニングを始めるための土台を作ることが目的です。
LSDの効果
ランニングに必要な基礎的能力の向上
長く走ると毛細血管が増加します。 これにより、多くの酸素が筋肉の全体に行き渡り、「遅筋」が鍛えられ、持久力がアップします。 また、呼吸数の増加により、肺機能が鍛えられるので、心肺機能が高まり、ランニングに必要な基礎的な能力(土台)を作ることができます。
怪我のリスクが軽減
肺機能や関節への負担が少ないので、ランニング初心者でも怪我のリスクを軽減することができます。
脂肪が効率よく燃焼
有酸素運動は脂肪がエネルギー源として使われるため、脂肪が効率よく燃焼されます。
ランニングが苦にならない
LSDは、ゆっくりなペースなので、息が上がらず、気持ちの良いペースでランニングできます。 どうしても、ペースを上げた苦しいランニングをした翌日などは、走るのが億劫になりますよね。
LSD初心者のペースと距離は?
早歩きよりも少しだけ早いペースで、1kmあたり8分前後のペースを維持しましょう。 長い距離(20km以上)を走ることが理想ですが、始めのうちに長距離を走ると怪我のリスクが高まるので、当初30分など、時間を設定して走りましょう。慣れてくると、1時間以上、90分、120分が目安になります。 個人差があるので、自分の力量に合わせた設定をし、やり切ることを目標にしましょう。
LSDで意識することは?
LSDはペースが遅いので、腰が落ちやすく、逆にフォームを崩しやすいです。 そのため、歩幅をできるだけ小さくし、ブレのないフォームを意識しましょう。 また、自然とペースが速くなっていく傾向があるので、ペースが上がらないように一定の呼吸の仕方を意識することが大切です。最初から最後まで同じ心拍数を保つことが大切です。
LSDの頻度はどのくくらいが良いの?
LSDは週に1回や3回走るうちの1回を目安に取り入れていきましょう。 LSDを行うとフォームが崩れやすくなるので、翌日は短い距離のインターバルやペース走を取り入れ、フォームの感覚を取り戻しましょう。練習の強度に緩急をつけるようにトレーニングをサイクル化させましょう。
初級者におすすめのランニンググッズ
シューズ
ランニングウォッチ
アームバンド
サングラス
まとめ
LSDは脂肪の燃焼がもっとも効率良いだけでなく、様々な効果があります。 ダイエット目的のランニング初心者は、ぜひ「LSD」から始めてましょう。
LSDの効果
- ランニングに必要な基礎的能力の向上
- 怪我のリスクが軽減
- 脂肪が効率よく燃焼
- ランニングが苦にならない